仕事のコミュニケーションを円滑にする話し方とは!
仕事がなかなか上手く進まないと悩んでる人はいませんか。
その原因を環境や人のせいにしていませんか。
実は自分の話し方に原因があるかもしれません。
仕事上でのコミュニケーションはプライベートのコミュニケーションとは全く違います。
仕事とプライベートで同じコミュニケーションをしていると、どちらかが上手くいかないはず。
※必ずしもそうではない
友達と買い物に行ったり、飲み会に行った時はいつもの調子で話していると思います。
しかし仕事の中ではロジカルコミュニケーションが必要になります。
ロジカルコミュニケーションとはなんでしょうか。
ざっくり言うと体系的に話が出来ることです。
偉い人や仕事が出来る人は、大概の場合ロジカルシンキングが出来ており、その流れに沿って頭の中を構築しています。
ですからロジカルに話をしないと、理解してもらえなかったりすることがあります。
ロジカルなコミュニケーションとはなんなのでしょうか?
本屋に行くと難しいことが書いてある本がズラリと並んでいますが、それ全部を話すと長くなってしまうので、ここではポイントだけお話しします。
ただしポイントと言っても非常に大事なことですので、実践いただければ仕事が変わります!
1,大きな話から話始める
人間誰しも自分が言いたいことを初めから話してしまうクセがあります。
そうですよね。
それを伝えたくて話しにきているわけですから。
でも、それでは相手に上手く伝わらないんです。
なぜでしょうか?
それは全体像が見えないからです。
例えばあるプロジェクトで広告代として経費が10万円必要になったとしましょう。
広告を出したいから10万円下さいと言ってももらえません。
上司からすると、その10万円で終わりなのかどうか?
次から次へと欲しいと言ってこないかと心配になってしまいます。
そこで、広告や出張費用で使用し、プロジェクト全体でで30万必要です。
その中の10万円下さいと言えば、上司も全体で30万円かと理解でき、心配がなくなります。
いきなり核論から話し始めるのではなく、導入で全体像を示した後で話してみて下さい。
すんなり聞き入れてもらえるはずです。
2,原理原則を根拠として話す
人の行動にはすべて何かしらの理由があります。(と僕は思っています。)
何かを人にお願いするとき、上司に報告するとき。
なぜそれをするのでしょうか?したいのでしょうか?
だいたいの場合、その理由を添えて話しますよね。
〇〇だからお願いします。〇〇だから続けてもいいですか。など
その〇〇、つまり理由は誰にでも理解してもらえる理由でしょうか。
例えば、「赤が人の目に止まりやすいから広告は赤色の紙にしたいです」と言われて、一見そうだなと思ってしまいます。
でもその広告を張る場所が、赤い壁だったらどうでしょうか。
逆に目立たなくなってしまいます。
このようにどんな場合でも、だれが考えても同じように考えられることを理由にできれば誰にでも理解してもらえます。
その方法が原理原則を根拠にすることです。
有名な例でいうと、リンゴを木の上で手を離したら落ちます。
なぜでしょう?
万有引力があるからですね。
誰もが必ず理解できる理由にすることで説得力が増し、円滑なコミュニケーションが取れます。
難しい物理現象を根拠にしろと言っているのではありません。
誰でも知っていること、誰でも思うことを根拠にして話すことを意識してみてください。
そして、これは誰にでも理解してもらえる根拠なのかどうかと考えてみてください。
すぐにはできなくても必ずあなたの為になります。
ではまた