学びの思考!本質を考えること
よく毎日が勉強と言われます。
たしかに僕もそう思って毎日を過ごしています。
休日の旅行でも、平日の仕事の中でも、普段の夕食の中でも学びのポイントは沢山あります。
言い換えると、何でも学びに変えられるくらいの感度を持っておくことが重要とも言えます。
そんな学びに溢れている僕たちの日常生活を効率的に過ごすためにはどんなことを考えていけばいいか?
いろんなセミナーや先輩の話をどんな視点で見たり聞いたりすれば良いか?
僕は本質は何かを常に考えながら聞くようにしています。
本質と言っても難しいことではなく、単純に言うと自分でやろうと思ったらどうするかな?と考えながらやっているだけです。
学びに対する意識を変えるだけで、質が変わります。
僕が本質を捉えるために意識していることは主に二つです。
前提条件を掴むこと
例えば誰かの成功の話を聞いたとします。
その成功の理由は何だったのでしょうか?
成功には必ず前提条件があります。
野球に全く興味がない国で野球の観戦チケットを売っても全く売れないように、野球のチケットを売って成功するためには野球が盛んな国で売るということが前提条件になります。
同じことを繰り返しても、タイミングや環境によって成功と失敗が分かれます。
ですので、前提条件の把握は非常に重要になってきます。
この場所が重要なのか?この季節が重要なのか?このタイミングが重要なのか?この人のこんなスキルが重要なのか?
そしてそれは偶然なのか?必然なのか?
偶然であれば再現性が無いので、たまたまということになります。
必然なら、その前提条件を待つか自分で作れば成功できます。
そうやって話を聞くことを意識していると、自分の学びとして蓄積されます。
成功の秘訣を探ること
目的と手段という考え方があります。
ゴルファーのスコアアップというニーズに対して、よく飛ぶドライバーを作ったらよく売れた。
この時、ゴルファーのスコアを上げることが目的であり、ドライバーを売ることは手段です。
ドライバーを売ること以外にもスコアアップさせることはできます。
大事なのはゴルファーがスコアアップしたいというニーズに対して、マッチさせたから成功したということです。
ここでドライバーを売ったから成功したと考えてしまうと、じゃあドライバーを売ればだれでも儲かるのか?となってしまい、失敗します。
成功者の成功体験を綴った本は星野数ほど出版されてますが、成功者は星野数ほどはいませんよね。
同じことをやってもダメなんです。
成功の本質をとらえて、再現しないと形だけ同じことをやっても成功しません。
だから僕は目的を重視して考えます。
成功の本質をとらえないと、行動を完全コピーしても成功しませんし、学びにもなりません。
本質をつかみに行く姿勢があればそれが学びに代わり、その後の自らの成長に寄与します。
まとめ
そもそもの話として、セミナーの必要性を感じ、自ら学びに行く姿勢はとても良いことです。
そこからさらにセミナーや研修などへ臨む姿勢を変えたら、学びの質がぐんと上がります。
その成功や問題の本質は何なのか?
それを常に見極める習慣をつけておくことが継続的な学びにつながります。
ではまた