大企業で働く身として、大企業の強みを考えてみた
僕はいわゆる大企業に勤めています。
大企業は従業員に一般的な人よりも高い水準の給与を支払っても、利益を上げられる。
中小企業だと、従業員に高額な給与を支払っていると経営が成立しなくなってしまう。
なんで大企業は従業員にそんなに高い給与を払えるのか。
僕は会社から給料をもらいながら、そんなことを考えてきます。
一般的な企業の強さってどんなところにあるのかを考えてみました。
ただし、業界で差があったりはすると思いますのであくまでも一般的に言えることです。
ブランドの安心感
一つはブランドの安心感というか安定感です。
それはこれまで気づき上げてきたお客様からの信頼や、社会的なブランド力の上にお金を支払っても失敗することはないだろうという安心感から成立しています。
新しいものを購入しようとするときに、全く同じもの、全く同じ金額だとしたら知らないメーカよりも世の中に広く知られている有名なメーカのものを買いますよね。
その安心感からすぐにサービスやモノが売れなくなって経営に大きな影響を与えることがないからです。
社内ルールがしっかりしている
大きな企業になればなるほど、従業員が増えますからみんなが勝手に動いていては統一感が無くなってしまいます。
また、従業員全員に同じ判断指標を与えてやらないと、もめごとの原因にもなります。
ルールの目的として大切なのが、人による差をなくしてあげることです。同じ仕事をしてもその仕事をする人によって結果が変わってきてしまっては会社として大きな損失になります。
会社にいる人の誰もが超一流の人間ばかりではありません。
誰でも結果が出せることが一番の会社にとっての利益になります。
ですから一般的に大きな会社になればなるほど、社内のルールが多くなっていきます。
このルールがあることで、たくさんいる従業員ごとの差を小さくしていると言えます。
結果的に安定的な経営ができるのです。
社内風土が良い
上記でルールの話をしました。
ルールって守らなければ意味がありません。
そのルールを守るための風土が社内の風土です。
大企業はこれがしっかりしています。
そもそもルールをきちんと守れなさそうな人は採用しない。これがまず第一です。
ずるく聞こえるかもしれませんが、当たり前の話です。
自分たちの強みがルールなんですから、その強みを生かしてくれない人は採用しません。
当然です。
そうやって採用した人達が築き上げたのが社内風土です。
風土って、会社の中にいると当たり前の感じがしますけど改めて考えてみると自分の会社だけなんだと気づかされます。
(大学の友だちとかと話していると気づかされます。)
まとめ
大企業の強みって、誰でも仕事をすれば結果出せる風土とルール。
これまでの先輩たちが築き上げてくれた、ブランドと信頼。
ルールが強みって、大企業に就職すれば将来は安泰といわれるのは何となくわかりますね。
ではまた