サラリーマンの心構え。自分への戒め。
サラリーマンの身分でありながらサラリーマンを酷評してみます。
サラリーマンでも東証1部上場企業とかだと一般の人から見ると勝ち組で将来安泰とか言われますよね。
でも僕はそうは思いません。
サラリーマンの付加価値
僕が思うサラリーマンって自分の時間を会社に売っている人だと思うんです。
結局、世の中を便利にしたり豊かにしているのはサラリーマンが所属している会社であり、その対価を直接もらっているのも会社です。
僕たちサラリーマンは、そこで儲けた分から労働時間分をもらっているだけにすぎません。
だってサラリーマン個人がどれだけ会社のために働いても基本的に給料は同じです。
つまり極論を言えば会社にいさえすればお金がもらえます。
会社にいるだけで付加価値を社会に対して与えられる人なんてそうはいないので、やっぱりサラリーマンは時間を売っているんですね。
たまにこんな新人いませんか?
会社に入社して、仕事に慣れてきた頃。
大きな会社だと下請けの会社や取引先から丁寧な対応をされます。
それを勘違いして、仕入先さんや取引先に対して偉そうな態度をとる新人。
僕はよく見かけるこんな人に対して必ず言います。
「仕入先さんが敬語を使ったり、丁寧に対応してくれるのは”あなた”に対してではなく、あなたを雇ってくれている”会社”に対してです。」
間違いなく社会的にすごいのは、社会に貢献しているのは個人ではなく会社なのです。
サラリーマンはその会社に時間を売って、会社がやりたいことを実現しているだけ。
中には自分がやりたいこと、社会に貢献したいことの達成手段としてその会社に入社する方もいると思います。
素晴らしいですよね。
心から応援します。
肩書が社会のステータス
一方で個人事業主の場合はどうでしょうか。
肩書も後ろ盾もありません。
お金を稼ぐには、単純にお客さんからこの人に任せたい。この人に頼りたい。この人すごい。と思ってもらわなくてはいけません。
それって僕たちサラリーマンからするとすごいことだと思うんです。
サラリーマンの立場からすると、会社名前や会社の役職がステータスとなります。
例えば、日本を代表する企業であるトヨタ自動車の部長さん。(部長という役職があるのか知りませんが。。。)
社会的にものすごいステータスです。
トヨタの部長ともなれば、すごい人なのは容易に想像できますが。
今、あなたの会社名や役職が無くなったら、同じビジネスをやっていけますか?
ただの個人になったらサラリーマン時代の仕入れ先は話を聞いてくれますか?
たぶん同じようにはいかないと思います。
正直僕も会社の後ろ盾が無くなったらと思うとぞっとします。
サラリーマンが持つべき危機感
会社から放り出されたら、あなたは社会に対して何ができますか?
すなはち、会社に所属せずにどうやってお金を稼ぎますか?
それが危機感だと思います。
僕は最近、自分が何ができるのかを考えていますがあまり思いつきません。
サラリーマンとして学んでいることが社会の役に立てるのかもわからないし、その実感もありません。
だからこのブログも始めたし、自己研鑽に励んでいます。
これからももがき続けます。
ではまた