今更の疑問!働き方改革って僕たちのためになってるのか!?
今更の疑問です。
働き方改革って僕たちのためになっているのでしょうか。
たぶん働き方改革の狙いというかベストな状況は下記だと思います。
残業が減る⇒会社が儲かる⇒社員の給料が上がる⇒結果的に少ない時間働いて、高い給料がもらえるようになっていることがゴールのような気がしてます。
この順番で行くと今はどこなのでしょうか。
あくまでも僕の感覚的には、会社が儲かるところです。
その次の社員の給料が上がるところまでは言っていないような気がします。
定期的に政府が発表している統計の数字は平均年収?月収?は上がっていると言っているし、春闘などではベアをよく聞きます。
この乖離は何なのでしょうか。
2つほど仮説を立ててみました。
①政府が発表している労働統計が間違っている
最近(ちょっと前?)、ニュースなどでよく見ますね。
本当はすべての企業を調査対象にしないといけなかったのに、忙しさを理由にして一部の企業での調査結果を反映して、あたかも日本全体の統計数字のように発表していたことです。
これがあると、正直何を信じたらよいのかわかりません。
この数字が仮に実際よりも大きく(給料が上がている結果)でているとすると、実際とは大きく乖離してしまいます。
さらに統計ですので、データを取得する範囲がものすごい重要になります。
例えば、最近好調なIT企業だけで年収を調査するとここ数年でかなりの上昇傾向になると予想されますが、社会全体がそうではないはずです。
②残業が減った分に昇給が達していない
僕個人的はこれな気がしてます。
今の社会人の多くは残業前提にして、ライフプランを設計してしまっているということです。
例えば残業が毎月30時間すれば手取りがいくらだから、これからもこれくらいの年収が得られるはず。。。
だからこれくらいの家や車も購入できる。。。
上記の前提で働き方改革によって残業が激減したら、0になったらどう感じるでしょうか。
多少、基本給が上がろうと残業代に比べれば大きな収入減です。
これが僕たちが給料が上がっていないと感じる原因ではないでしょうか。
・・・だとしたらどうすれば良いのでしょうか。
(給料が上がっても、年収が減るのはどうしようもない。。。笑)
これはネガティブにとらえると冒頭、書かせていただいたように、
儲かるのは会社だけ、個人は給料が減ってメリットなし
となってしまいます。
でもあえてポジティブにとらえていただきたいです。
これからはお金じゃなくて、時間をあげるから自分の自由に使っていいよ
という社会や企業からのメッセージだと思います。
残業がなくなり、早く家に帰るようになった皆さん。
うちに帰ってもやることないとは言わずに、何か見つけて打ち込んでみてはいかがでしょうか。
ではまた