サラリーマンの住宅ローンの選び方!ポイントまとめ!
人生の最も大きな買い物であろうマイホーム。
でもマイホームを自己資金のみで購入できる人ほとんどいません。
特にサラリーマンは会社の給料で収入が決まっているため大きな資金を持っている人はほぼいないと思います。
そこで活躍する仕組みが住宅ローンです。
お金を持っている銀行が僕たちにお金を借りてくれます。
それを利用しようと思った時、いろいろありすぎて困りますよね。
僕が住宅ローンを決めるにあたって、いろいろ勉強して考えたことをサラリーマンの視点でお伝えできればと思います。
変動金利か固定金利か
僕自身もここで一番悩みました。
その2種類の特徴を整理してみます。
(変動金利)
メリット1:半年ごとに金利が見直しされる
デメリット1:将来返済額が決まっていないので計画が立てづらい
デメリット2:金利上昇リスクは自分が持つ
(固定金利)
メリット1:金利変動によって返済額が変わらないので安心
メリット2:金利上昇リスクは貸す側が持つ
デメリット2:固定期間終了後に金利が高くなる場合がある
なるほど。
上記がざっくりした特徴です。
ではどのような視点で検討すれば良いのでしょうか。
決めるためには戦略が必要!
どっちを選択するかは返済戦略が必要になります。
僕が思うに、戦略のポイントは繰上げ返済ができるかどうかです。
もしくは繰上げ返済をするつもりがあるかどうか。
繰上げ返済できる人
・昇進などで将来的に年収が上がる可能性が高い
・夫婦共働きで世帯としての年収が高い
などです。
若いうちにローンを開始した方は将来的に年収が上がる可能性が高いので、低金利の恩恵が受けられる変動金利で借りた方がいいかも。
ただし、教育資金などの備えがちゃんとできている前提です。
住宅ローン開始から10年間の住宅ローン減税期間に繰上げ返済分の資金を貯蓄し、一括で返済。
上記が可能なら、金利の低い変動金利で借りておいて金利上昇前にローンを完済できます。
または10年固定金利で借りて、10年間の保証をつけておく方法が考えられます。
繰上げ返済が厳しい人
・シングルインカムで年収が上がる可能性が低い
・子供の大学資金などの出費の目処が付いていない
この場合、変動金利で借りて金利が上昇してしまうと生活資金に影響が出てしまいます。
フラット35や期間固定金利で借りて、将来設計を確実に担保した方がいいと思います。
まとめ
変動金利が向いている人
・将来、年収の上昇が期待できる人
・夫婦共働きの人
・借入金額の少ない人
(・金利が上昇しないと予想している人)
固定金利が向いている人
・将来、年収の上昇が期待できない人
・子供の大学資金などの出費の目処がない人
・返済額を一定にして、安心したい人
(・金利が上昇すると予想している人)
マイホームを買う前に頭金を20パーセント用意しろとか言われますが、マイホームが必要になるタイミングは人それぞれです。
マイホームが欲しい時は欲しい!もんですよね。
みんながちゃんと計画して用意してローンを組めるのなら、いろんな種類のローンは必要無いと思います。
ローンの組み方は人それぞれです。
身近のファイナンシャルプランナーの方や先輩などに聞いてみて決めるといいと思います。
最近、流行りのネット銀行の窓口に相談するのも良い手段です。